『01 テキスト』


一応、この「テキスト」今回は「文章・小説」と言う意味で書かせてもらいました。


小説は、言葉でしか表現していませんので(挿絵はあったりしますが)、
読んだ方それぞれで登場人物の姿も違う形でもありますし、
何よりも読んだ方のイメージが幾千にも広がるものだと思います。
マンガは、言葉だけではイメージし難い部分も絵で見てしまえば
一瞬で分かることもありますし、物語の登場人物は絵となっているので、
誰でも固定された姿で存在することになります。

ハッキリと言ってしまえば、
つい読みやすいマンガの方を好んでしまう浅羽なのですが(苦笑)
以前と比べると、小説を読む機会は増えました。
一人で何処かに出かけるのに使用した新幹線の中、電車の中。
その数十分、数時間の間のお供(?)として読むことが多いです。

その時間をただボーっと過ごすのも悪くはないのですが(笑)
小説と言う言葉のみの空間で、頭の中で人それぞれのイメージを
個人と言ういろいろな形で膨らませてみるのも悪くはありません。

しかし、あまりにも長い小説ですと読み終えるのに時間も掛かってしまいますし、
ついつい読みふけって時間を忘れてしまう時もある浅羽なので(笑)
普段は短編ものを読むことが多いです。


そんな浅羽も、02年から文章と言うものを書くようになりましたが…
元々が文章を書くこと自体苦手な上に、
普段も普通に話すのに頭がこんがらがってしまうような人間。
そんな人間がよく書く気になったよなぁ〜と言うのが、
正直、未だに自分の思うところなのですが(汗)

それでも約一年と言う時の間に、8作品も書くことが出来ました。
浅羽から発する言葉でどれだけの人が理解していただけるのか分かりませんが、
それでも詩と同様に、何かを感じてもらえたり、時には考えてもらえる作品が
書けるようになれたら嬉しいな、と。
ハッキリ言って、自分の作品はまだまだだなと自覚はしてます(苦笑)

それにはまずは自分自身が色々な作品や、日常生活で何かを感じたり、
頭の中で色々なイメージをしたり…することが必要なのかも知れませんが、
何よりも浅羽にとって大切なのは「決して無理はしない」ということかな、と。

忙しい日々と言うものは、ある意味充実しているのかも知れませんが、
浅羽にとっては心の余裕がなくなるようで、
詩を書く時、大抵はふと思いついた言葉から書き始めることが多いのですが、
その「ふと思いつくこと」自体が何も浮かばなくなってしまったりします。

そんな日々が続きますと、とことん浅羽はマイペースなんだなぁ〜
ということを実感せずにはいられない感じなのですが(笑)

「無理はしない。」
「書けない時は書かない。」

ついつい気が焦ってしまいがちになってしまう浅羽なので、
その言葉をたまに自分に言い聞かせるようにしながら、
日々何かを感じたり考えたりして、気ままに詩を書いたり、文章を書く…
そんな感じで今日も生きている浅羽なのでした。


2004/1/20(TUE)



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