『18. 失恋』


ビートたけしさんの詩集「そして僕は馬鹿になった」という本がありまして。
その中の一編に『さよなら』というタイトルの詩があります。
その詩が自分にとっては妙に素直に納得出来た詩でした。
著作権の心配もあって、内容はここには書きませんが(汗)

比較的に想い過ぎになりがちになりやすい浅羽は、
ゴス友などのある程度の友人関係にでも想い過ぎがちになったりもします。
そして、その想いが強過ぎると、今度は別れとなった後、
なかなか忘れられなくなる感じになってしまうことが多いです。

兎に角最初は色々と思い出しては、自分を責めまくることが多く、
事実上は相手が悪いことも、自分が悪いかのごとく考えてしまう。
そして色々と思い出しているうちに次第に仲が良かった頃に目をつぶってきたことを
思い出し始めると、今度は逆に相手に対しての文句が出始め、相手を責め始める。

そして、しばらくそれに対して、ああでもない こうでもないと色んなことを考えては
一度出たであろうことが今度は矛盾に感じてまた色々と考え出す。
その繰り返しをふとした瞬間に一人で考え込んでしまうわけです。

その時間は、相手への想いと比例しているのかどうかは分かりませんが、
その時によって、結構考え込んでしまう時間はマチマチだったりします。
多分、最後の別れ方、断られ方にもよるのかも知れませんが。

話がちょっと別の方向に変わってしまうと思いますが…

自分が好きな芸能人の方が結婚し、離婚してしまったことがあります。
その相手の方も芸能人の方で、元々結構好きな方ではあったのですが、
その離婚を機に大嫌いになってしまった経験があります。

多分、自分の中にある想いといいますか、心といいますか…
そういったものを踏みにじられるようなことをされるのが嫌いなのかも知れません。

一度そういう気持ちになると、相手に対して物凄く冷めた感じとなり、
仲の良かった頃等のメールなどを見ても、物凄く冷ややかになります。
当時に感じた感情とは正反対ってくらいに。
要は毛嫌いになってしまう感じですかね。
その状態になった後は、名前すら見るのも嫌になるくらいです。

まぁ、自分が何時でも正しいとか、そういったことは考えていないのですが、
もしかしたら、そうなることで気持ちを相手から早く遠ざけるよう、
自己防衛が働いてくれているのかも知れませんね。

結局何が直接の原因だったのか分からないままだったこともある上に、
踏ん切りを付けるまでに時間が掛かってしまう人間なので。

…人の感情って分からないなぁ。

でも、自分で特に気を付けなければいけない部分は、別れを告げられたことで、
相手に対して抱えていた不満をここぞとばかりにぶちまけがちになることで。
それまでは気になっていながらも自分の中で抑えてきたであろうものが、
そうなることで、とてつもなく腹立だしく思えて来てしまう模様。
大人気ないと言われれば、きっとそうなのでしょうが。

それでも最近は、そんなこともどうでも良いやと思うようになった自分もいたりして。
結局その人にはもう浅羽の想いは届かないってことでもありますからね。
逆に言えば、解ろうともしないってことでもありますし。
兎にも角にも素直になれない浅羽が悪いんでしょ。と半分いじけてみたり(汗)

だからと言って、決して丸くなったわけではないというのが面白いところですが。
言っても言わなくてもストレスは貯まりまくるし(苦笑)

…色んな意味で、本当に人の感情って分からないなぁ(笑)


2005/9/14(WED) & 2005/10/11(TUE)



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