『FREEDOM』


街のざわめき 耳をかすめて
風の鼓動が 頬をすり抜ける
君を見つけた あの日の午後が
今も心に 焼きついたままで 

思い出に浸るほど 落ちぶれていないけど
「過去のこと」振り切れる 余裕が今はなくて

Freedom 何もかも忘れるほど 自由が欲しい
Faraway 彼方の空さえも届くような 強さで


海の潮騒 耳に残って
時の重さが 心迷わせる
君を探した いつもの場所も
二度と会えない 戻れないままで

悲しみに明け暮れる 毎日であったけど
「今さら」と割り切れる 時間が今日もなくて

Freedom 望むもの全てが今 未来を変える
Faraway 明日の夢さえも 欲望から始まる


Freedom 何もかも忘れるほど 自由が欲しい
Faraway 彼方の空さえも届くような 強さで

Freedom 憂鬱な昨日が今 静かに終わる
Faraway 明日の喜びは 運命さえ希望へ


1996/10/9〜1996/10/10


失恋ソングって感じになっているけれど本人は全然そんなつもりで書いたわけではなく、流れに沿って書いていったら
失恋っぽくなっていたって感じ。だけど、落ち込んでいながらも前向きになっているような感じにも取れるのではないか
と自分自身感じました。
自由は実際に手に入れてしまうと、段々飽きてしまうものなのかも知れない。だから自由を望んでいる内が華なのかな
なんて思ったり…。でもきっと誰かしら一度は考えることなのだろうな。


2002/10/22(TUE)

(C)Tsukasa Asaba
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