『Over Night』


言葉に出来ない想いが 降り積もり
切なさを 知った夜
初めてあなたと 出会ったあの日から
愛しさは 増してゆく

夜空を眺めても 出るのは溜め息だけで

Over Night いくつ夜を越えたら
あなたの元へ 声が届くの
Over Night 同じ星をどこかで
二人 見れる日が来ればいいのに


あなたと出会った あの日は雨の日で
捨て猫に 差した傘
他愛のないほど ふとした行動に
優しさが 満ちていた

トキメキを感じた あなたの何気なさから

Over Night いくつ朝を迎えて
あなたの元へ 詩が届くの
Over Night 胸が痛いくらいに
想い続けても 側にはいない


Over Night いくつ夜を越えたら
あなたの元へ 声が届くの
Over Night 同じ星をどこかで
二人 見れる日が来ればいいのに



1996/12/25〜1997/1/1



思い切り片想いって感じの詩ですね。
出会いの場面は、思い切りベタというより今ではありえないくらいの感じですが、
その頃に読んだ本が原因だと思われます(笑)

クリスマスから新年にかけて書いた割に、その雰囲気が微塵も感じられない。
そういったあたりも浅羽らしいかも?


2005/1/15(SAT)

(C)Tsukasa Asaba
clip art by evergreen