『Imagine in your heart』


あの日から いくつもの夜と朝を越えて
僕たちは それぞれの地で生きている
たくさんの悲しみと 色々な後悔
誰もが皆 胸に抱えながら

手からこぼれ落ちる 砂のように
簡単になど いかないだろう
だけどそのまま ただ見てるだけじゃ
何時まで経っても 前に行けない

Imagine in your heart
想い描いてみよう 心のままに
日々続く明日を 終わりのないその先を
未来を創るのは誰じゃない 僕たちだから


あの時に 迷わずそのまま行けたならと
今も未だ 心のどこか痛んだ
その想いが 身体に残されているなら
遅くはない そこからすればいい

失ってしまったもの 手にするには
無理なことさえ あることだろう
だけど「も一度」 そう思うのなら
進めば良いさ 自分のペースで

Imagine in your heart
想い続けていよう 心の中で
大切な思い出 もう戻れないあの過去を
今ここで生きているあなたが 真実だから


自分に何が 出来るかよりも
自分がそこで すべき何かを
見つけることが 大切なんだ
理由は何も 要らないだろう

Imagine in your heart
想い描いてみよう 心のままに
日々続く明日を 終わりのないその先を
未来を創るのは誰じゃない 僕たちだから

Imagine in your heart
想い続けていよう 心の中で
大切な思い出 もう戻れないあの過去を
今ここで生きているあなたが 真実だから



2005/1/21〜2005/2/11



2005年、初作品。

2005年の1月17日で、阪神大震災から10年が経ちました。
その日に何かを残せないかと思いつつも、阪神大震災も、去年起こった中越地震も経験をしていた
わけではない自分が書くのはどうなのかと思い、書かずにいましたが、漠然と色々と考えていた中で、
オフィシャルで見た北山さんの書き込みを読んだこともきっかけとなり、生まれたのがこの詩です。

両震災を経験をした方にとっては綺麗言かも知れないけれど、それでも想い描いて欲しいなと。
未来は今を生きている自分たちが創るものだから。


2005/2/12(SAT)

(C)Tsukasa Asaba
clip art by evergreen