『ふたり』


二人ビルの上 見上げてる空は 輝いた星空
遠い夜明けまで このままでいよう 寄り添いながら

言葉に出来ないままで 時は過ぎてゆくけど
抱きしめた その温もり こんなにも愛しい

何気なく繋いだ手から 溢れるほど感じているよ
君のぬくもりと優しさ 不思議なくらい
永遠にこのままずっと 君といられたなら
命を賭けてでも 守り続けたい


今日もガラス越し 別れ行く時の残酷な悪戯
瞳閉じたまま思い出す 君の優しい笑顔

次に会えるのは何時か 約束出来ないまま
二人のこの距離さえも 離れてしまうのか

二度と瞳逸らさないよ 抱きしめたい今すぐにでも
わずかな時間も惜しくて 待ちきれないよ
どれくらい季節が往けば 君といられるだろう
未来を変えてでも 側にいたいのに


今までの時の中で すれ違いもあったね
大切にしたい人が いると知っていても

空のように 大地のように 君を包む風になりたい
どんなに悲しい時でも ここにいるから
飾らない二人のままで ずっといられたなら
二人のこれからを 守り続けたい

何気なく繋いだ手から 溢れるほど感じているよ
君のぬくもりと優しさ 不思議なくらい
永遠にこのままずっと 君といられたなら
命を賭けてでも 守り続けたい



2007/2/18〜1997/2/24



自分にそういう経験があるわけではないのだけれど、
程よい感じになったなぁと勝手に思っている作品です。

この詩は、結構頭の中でイメージが浮かぶ作品ではないかなと。
自分の中で暖めている作品があるとすれば、この作品もそうかな?なんて。

今回も色んな意味で偶然の多い作品ですが、
タイトルも何もかも、当初からのもので修正等は全くないです。
でも、ここまで来ると、自分で言うのもなんだけどすごいね(笑)


2005/4/24(SUN)

(C)Tsukasa Asaba
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