『花鳥風月』


往き過ぎた 想い出を
ただ拾い 集めても
この腕に 残るのは
泡沫の 夢なのか

ただ泡と なるのなら
いっそのこと 消えてゆけ

風が吹き 花が咲き
空は澄み 雲流れ
傷付いた 痛みなら
いつの日か 癒えるから


行く道を 見失い
過ちを 犯しても
振り返り 見た時に
意味のある こともある

ただ嘆き もがいても
まだ道は 続いてる

月は照り 鳥が舞い
雨が降り 水流れ
ただ時に 身を任せ
生きれたら 良いけれど


今までの 日々の中
喜びと 悲しみと
入り乱れ 繰り返す
これからも 変わらずに


風が吹き 花が咲き
空は澄み 雲流れ
月は照り 鳥が舞い
雨が降り 水流れ

生きてゆく その中に
様々な ことがある
ただ何時も 憶えてて
まだ道は 終わらない



2005/3/10〜2005/5/9



最初の4行が浮かんだ時、何となく「加藤登紀子さんっぽい感じ?」とか思い、そのままその流れで書いていった感じですが、
あくまでも加藤登紀子さんをイメージして書いたものではないので、悪しからず。

全面的に5文字5文字で書いてみました。
最近書いた詩は、どこか凝る傾向有?でも結構楽しいです(笑)

タイトルは内容とはちょっと違うものの、詩の中にちょうど4文字
出たからと言うことで(笑)


2005/5/9(MON

(C)Tsukasa Asaba
clip art by 絵夢