『Tie the Hand』


どうして 人は傷付けあってばかりいるの
僕らは争うため 生まれてきたんじゃないよね
誰もが幸せを 望み続けていても
それは叶わぬものと 遠ざけてしまうのですか

少女の瞳(め)から キラリと一滴こぼれ出る
それをあなたは 何を思いながら見ているの

思い込みや偏見 変なこだわりなど捨てて
差し出されたその手を 繋げば良いだけ
嘘も偽善もありふれた この世界では
分かち合おうとする心 もう持てませんか

ふと目が合った その人と
微笑み交わせたら 良いのにね


伝えたい想いを 言葉にしようとしても
どうしてその相手には 届いてくれないのですか

その瞳の先に 偽りない世界映されて
それをあなたは 何を感じながら見ているの

思い込みや偏見 変なこだわりなど捨てて
差し出されたその手を 繋げば良いだけ
嘘も偽善もありふれた この世界では
分かち合おうとする心 もう持てませんか

ふと知り合った その人と
ただ笑いあえたら 良いのにね


思い込みや偏見 変なこだわりなど捨てて
差し出されたその手を 繋げば良いだけ
嘘も偽善もありふれた この世界では
分かち合おうとする心 もう持てませんか

思い込みや偏見 変なこだわりなど捨てて
差し出されたその手を 繋げば良いのに
嘘も偽善もありふれた この世界でも
分かち合おうとする人は 必ずいるから

未だ未だ 捨てたもんじゃない
そう信じていても 良いですか



2004/11/11〜2005/11/19



最初は普通の生活にて友人等とケンカなどで傷付けあうこと等に対して書いていたはずなのに、
その後しばらく放置されたのちに書き終えてみれば、最終的には戦争とかにも繋がりそうなくらいの
かなり壮大な感じのものになってしまったなぁと(笑)

自分の考えが甘いことなんて、とっくから分かってはいますが、
それでも、この世界ではそういう人達ばかりではないと信じていたい自分もここにいます。


2005/11/20(SUN)

(C)Tsukasa Asaba
photo by Rain Drop