『 007. 雨が降る(北極星) 』 「雨が降る」 雨が降る 雨が降る 空を 真っ白な雲が覆い いくつもの線が 空から落ちてくる 誰かが何処かで 笑っていようが 誰かが何処かで 泣いていようが そんなことは お構いなく ただ 雨が降り続く 傘も持たずに 出かけた夕暮れ 急に振り出した この雨の中 周りには 色とりどりの 傘という花が 咲いてゆくけれど 一人 誰の目なんて気にせずに びしょ濡れになって 歩いてゆく 可愛そうだなどと 思わないで良い 悲惨だなんて 思わないで良い 自分からそうしたいと 思ってしたこと 雨に濡れたくて やっていること むしろ 気持ち良いくらいだから 誰もいない 公園の真ん中で 一人 立ち止まったまま 真っ直ぐに 上を見上げて 雨に 打たれ続けたら いつもは うるさいくらいの雑踏が 嘘みたいに 消えてなくなる この世界に たった一人 自分だけしか いないような そんな錯覚さえ 起こしてしまう …もう少しだけ ここにいさせて 雨が降る 雨が降る 空を 真っ白な雲が覆い いくつもの線が 空から落ちてくる 誰かが何処かで 笑っていようが 誰かが何処かで 泣いていようが そんなことは お構いなく ただ 雨は変わることなく降り続ける 最近は車で移動することが多かったり、屋根があるところにいることが多いため 傘がなくても多少のことでは困ったりすることが少なかったりしますが、 理由もなく、ただ降り続く雨の中を傘も差さずに歩きたい衝動に駆られてみたいかも? なんてことをふと思ってみたり… 荷物などの心配とかをついしてしまうので、なかなか出来ないことだな〜と。 2004/9/9(THU) |