『 013. 人波 (City Beat)』 「 人波 」 あなたと一度だけ来た この地で 今日もたくさんの人波で溢れ出す その中を 意味もなく 知らぬ間に目が捜している もう二度と 逢えるはずもないのに 一時期はこの地で 前を向いて歩くことさえ 出来ずにいた あなたがいるかも知れないと 今思えばそんなことなど あるわけもないのに だけどそれだけ 心に深く突き刺さるほど 自分にとっては 想い出の一時だったのだ 相手への想いが 強ければ強いほど 別れのその後から 次の世界へ行くまでに なかなか抜け出すことが 出来なくなる 愛情から憎しみへと 変化したその想いは 素直だった心をも 醜くさせてしまう そんな荒んだ自分が 嫌になる そしてその想いを 切り捨てることが 何時まで経っても 出来ないままで 胸の中で 後悔と愛しさとが絡み続ける だけど もしも出逢えたところで その想いがどうなるわけも ないだろう まともに顔さえ 見ることすら出来ずに 相手に気付かれもせず 通り過ぎられるだけ きっと 自分が想い続けた日々なんて 相手にはそんなものでしか ないのだろう だって そうではなかったとしたら 二人に 別れなんて来るはずはないのだから 新しい次の世界へ 進む術は未だ知らない だけど 今日も捜してしまうのだろう それはきっと 自分への戒めであり 浅ましい心を持つ自分という人間の 再確認 ものすごく暗い観たっぷりな感じですが(汗) 一時期、ある地に行くと対面恐怖症のような、挙動不審な自分がいたなぁと。 さすがに今は違いますけどね。 この内容はその頃の気持ちも入っていたりします。全部ではないですけど。 それにしても…自分で書いておきながら、暗い話だ(苦笑) 2005/2/5(SAT) |