未来地図



ふと・・・立ち止まってみると俺は、前ばかり見ていた。
がむしゃらに走りつづけていないと・・・。
駄目な気がした。



私はこの人の背中を見つづけていた。
それぞれの夢を追いかけながら・・・。
お互いに手探りな状態で・・・。




「なんでもねえよ!」
「いっつもそういうこと言う・・・(笑)もう癖になってる・・・」
「関係ないからな・・・お前に」


ふと振り返えると君がいた。当たり前のように。
迷いや苦悩の日にも君がいた。



「答えはわからねえよ・・・でも・・・」
「でも・・・?」
「・・・・」



俺は君になんと言えばいいのか?
確実に言える事はたったひとつ。




「クスっ・・・」
「何がおかしい?」
「何でもないよ。」
「お前の方が変だろ?」




アナタの地図は大きい地図・・・ワタシの地図は小さい・・・。
いつのまにか出てきた劣等感を拭い切れずにいる・・・。
小さな世界で・・・ただ・・・もがいてるだけ・・・。
でもあなたは私よりも先を・・・見つめて・・・。





俺と君の通過点も交わっていると信じていたい。
平行線をたどっては・・・・居たくない。




「大きい夢・・・だよね?」
「そうか?」
「うん。」
「どうした?」
「なんでもない・・・よ・・・」



君が居れば変われるし変わらずに居られる。
めぐりめぐっている世界。くりかえす世界。
行く先がそれぞれ違っても最後には同じ場所にたどり着くはず。
どこかで見失うなんてことは絶対・・・無い・・・




「何でもないことあるか!ちゃんと言え。」
「なんとなくね?私とテツヤの夢の大きさが・・・違いすぎて・・・なんて(笑)」
「夢に大きいも小さいもない・・・。俺のいくつかある夢の一つはここにあるからな・・
俺は自分も信じてるけど、お前も信じてるからな・・・」




そうだ・・・お互いに夢がある。
ここには俺が居る。
そこには君が居る。


大きくても小さくても地図は地図。
そこが俺らの行く未来なら・・・
それでいい・・・






「In the open____」にてカウンター「2300」を踏んで、いただいた作品です。

この作品から書いた即興詩です。

 『未来地図』

 「どんな時も 君がそばにいた
  それだけは 変わらない真実
  それだけは 偽りようがない事実

  地図の大きさなんて 関係ない
  二人がこうして 出会えたことは
  目的場所が同じだったと 信じていたい」

この即興詩も、同掲示板に書き込みさせていただきました。

この作品を読んで、人は誰しもそれぞれに地図が存在するものなのかな…なんて思いました。その地図に目的が
あるのか、ないのかは自分次第なのかも知れませんね。
果たして浅羽には目的がある地図が存在するのか…今は浅羽にも分かりません(苦笑)

80さん、どうもありがとうございます。


2003/3/19(WED)

(C)80
clip art by 絵夢