『COLOR』


モノクロの世界に 僕は生きていた
どんなものを見ても 心は冷めたまま
『友情や愛なんて 何も信じない』
そんな僕を人は 横目で見てるだけ

いつからか 僕以外には聴こえないらしい
この声は 何処から流れてくる?

「本当は 淋しいんだろう?
 本当は 苦しいんだろう?
 もっと 素直になればいいのに
 本当に やりたいのならば
 ダメもとで 踏み出してみろよ
 つまらない人生で 終わっていいのかい?」


この声は 次第に僕を悩ませる
『今更もう遅い 構わずに消えてくれ』
偽善や嘘だらけ こんな世の中で
僕に何を信じ 生きろと語るのか

いつからか 僕以外には聴こえないらしい
この声は 歌へと変わりだした

「本当は 怖いだけだろう?
 本当は 泣きたいんだろう?
 もっと 気楽にすればいいのに
 失って 気付くくらいなら
 本心を 伝えたらいいのさ
 後悔の毎日で 終わっていいのかい?」


『ふざけるな 信じない』そんな気持ちの中で
『真実は そうなのか?』何故か胸が痛い
僕は どうすれば…


「本当は 淋しいんだろう?
 本当は 苦しいんだろう?
 もっと 素直になればいいのに
 本当に やりたいのならば
 ダメもとで 踏み出してみろよ
 つまらない人生で 終わっていいのかい?」

少しずつ 気付かされてゆく
本当は 臆病なのだと
失うことを 恐れていたと
繰り返す そんな日々の中
知らぬ間に 声は消えていた
モノクロのものたちに 色が付き出した



2002/9/23



この作品は…以前の会報に書いてあった「アカペラ門」の記事を読んで「どんな感じだったのだろう」なんて思いながら、
アカペラ門をイメージして書いたものなのですが…
思い切り内容とは掛け離れているうえに、サビにあたる部分は思い切り私情が出てしまったものです(苦笑)
全然内容は違うものだけど、これはこれで一つの物語になっている気がします。

実際のアカペラ門はどんな感じだったのでしょう?アカペラシリーズ(勝手に命名 笑)は、いつか再演して欲しいです。


2003/7/29(TUE)

(C)Tsukasa Asaba
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